Hagiko’s diary

外資系金融20年超のバリキャリ女性が、働きすぎて身体を壊した痛い経験から、自分で実験した健康管理術を綴ります。

ブックレビュー:免疫革命

コロナ禍はや1年。

コロナを通じて、人はなぜ病気になるのか?病状が悪化する人としない人の違いは何か?を考えてきました。

今のところ、免疫力が健康に大いに関係する、との意見に賛同して、この説に沿った健康法を実践してます。

最近読んだ本は「免疫力が10割」。

免疫力と自律神経のコントロールができたら、心身の健康が維持できる、との主張です。小林医師は、腸内フローラの重要性に注目し、腸活生活を実践。

結果、花粉症も治って、痩せて、健康的で充実した生活を送られているそうです。腸は脳の指令がなくても自律的に動ける唯一の臓器。脳の親ともいわれています。体内最近の大半は腸内に存在しているし、何と言っても栄養摂取は腸からしかできません。

緊張したりストレスがたまると、途端に胃腸の状態が悪くなります。寝不足のときも胃が重かったり便秘気味になるので、腸・お腹の状態は、健康状態をチェックするバロメーターです。

そしてもう一つ。手元にあった2003年出版の「免疫革命」です。

「免疫力が10割」が主張している論点をしっかりカバーして、免疫治療を実践していた安保先生と福田先生の思いが展開されています。

免疫療法に注目が集まって研究が深まったのはここ10年ぐらいでしょうか、まだまだ発展段階ですが、専門特化しすぎて身体全体を診断する視点が欠落している点を懸念されていました。総合診療医という分野もできたので、包括的に身体の状態を見る治療も大事にされてはいるはず。

免疫力低下の原因は、主に交感神経優位になる強いストレスが、がんなど細胞破壊系の病気になるとのこと。また、冷えも血流悪化を起こして免疫力低下を引き起こすので、温かくするのが一番とのことでした。確かに、免疫力があがってくると体温が上がってきます。私は数年前の平熱が35度台、貧血持ちで腸環境も悪く定期的に便秘と下痢を繰り返す体質でしたが、今は腸活生活のおかげで平熱は36度台半ばです。一方、副交感神経優位が過剰になること、例えば、肥満、運動不足などはアレルギー系の病気の原因になるそうです。

免疫革命 (講談社+α文庫)

免疫革命 (講談社+α文庫)

 

ところで、免疫力を上げることを勧める人は本当に沢山いるし、本もたくさんでていますが、自分の免疫力が高いのか低いのか、どの程度上げたら健康的と言えるレベルなのか、客観的に数値で確認できる方法はあるのでしょうか。

ググってみたら、一応検査方法はあるようです。機会があったら受けてみたいです。

www.tanaka-cl.com

www.h-ls.jp