Hagiko’s diary

外資系金融20年超のバリキャリ女性が、働きすぎて身体を壊した痛い経験から、自分で実験した健康管理術を綴ります。

問題解決:盲点に気づくための環境整備が大事

問題があるときって、確かに自分の見えてる、一番簡単な方法を試して終わり、結果あまり変わらず、ずるずる、、、というケースも多いはず。

MECE(漏れなく、重なりなく)とかロジックツリーという問題解決方法があるそうですが、かっこいいことはともかく、特定の視点にハマっていないか、常にメタ認知で確認していく必要があるな、と思います。

自分の体験でもこれを痛感したことがあります。結論として、常に状況、時代の変化に合わせて学び続けて自分をUpdateすることが何よりも大事ですね。

まず、長年続けているテニスで体験しました。ずっとベテラン男性コーチに見てもらっていましたが、彼の技術指導は時代遅れになっていた、ということが分かりました。

昔はラケットも重くてボールを押さないと飛ばなかったですが、今は性能が格段に良くなってあてればボールは飛ぶし、むしろドライブをかけたりスライスショットを打つなど回転を自由にかけることを楽にできるような打ち方をしないといけなかったのです。

これが分かっていたものの、自分のフォームが全く望む打法に合っておらず、押して打つ古いフォームのままでした。仲間も重要で上手な人が多い隣のコートに変えて欲しいと懇願しても聞き入れてもらえず。スクールを変えたり時間帯を変えるところまでの優先度はなかったので、現状維持のモヤモヤが続きました。

その後、そのコーチが引退して中堅のコーチに変わり、案の定古いフォームを指摘され、フォーム改善に1年半もかかりました。その間は超つらかったし、楽しんでやってるテニスが詰まらなくて辞めたかったです。ところが、ある時から望むフォームと打球がでるようになって、またテニスの楽しさが戻ってきました。

もう一つはスキー。スキー板を押すように踏みつける!の指導をずっとうけてそのまま。当時は競技スキーもやってたし、検定もとって技術に自信があったので再度高いお金を出して再度習うことが勿体ないと感じてました。が、なんかスピードでないし無駄な動きをしている気がずーっとしてました。そしてあるコーチに出会って、上から押さずに膝を倒してスキー板のカーブを利用して滑る、ということを学びました。ここから俄然切れるスキーが滑れるようになりました。スキーがカービングに変わって滑り方も道具に合わせてアップデートしていく必要がありました。

 

おかしい、と思ったら、くだらないプライドは放って、どんどん、人に相談する、習ってみる、環境を変えてみる。

そして自分のやっていることが時代の流れに沿っているかをメタ認知して確認することを継続する。これ、本当に大事です。