Hagiko’s diary

外資系金融20年超のバリキャリ女性が、働きすぎて身体を壊した痛い経験から、自分で実験した健康管理術を綴ります。

オータム・ティー(オーダーメイド香水)

香水教室「マルダムール」に通い始めて1年経ちました。

オーダーメイド香水と調香学校のアトリエ 東京マル・ダムール

体験クラスで作った香りは個性的だったなあ、と思います。

その後、もっと知りたくなって自分で調合できるようになりたい意欲が沸いてきて、定期的に通うようになりました。

最初の基礎コースでは、基本の11種類の香水について、規定のレシピ通りに香りを調合していきます。マルダムールでは、フローラルの家系から派生した香りを基本種類にしています。香水の種類、香りの分け方に絶対的な基準はなく、作り手次第だそうです。

12回やると、さすがに道具の扱いにも慣れてきます。手のくせもあって、規定量にならないのですが、それも創り手の個性なんですね。

 

【基本の香り:11種類】
①フローラル・フレッシュ
②フルーティー・フレッシュ
③フローラル・スイート
④フローラル・ブーケ
⑤グリーン
⑥フローラル・アルデヒド
⑦フローラル・アルデヒド・ウッディ・パウダリー
⑧フレッシュ・モッシー・アルデヒディック
⑨モッシー・フローラル・モッシー・アニマリック
⑩モッシー・フルーティー
⑪オリエンタル

 

調香前に、3大香料のローズ、ミュゲ、ジャスミンを毎回香って感じた感覚を言語化していきました。こちらの3つは11種類全部に入っていて、全体のバランスをとってくれるコアの香りです。

毎回香りの感覚が微妙に変わります。その時の体調や気温など、外部要因の影響もあるようです。

 

基礎コースの最後は、修了作品として自作フレグランスを創作します。

私は、秋も深まり、ちょっと肌寒さを感じる季節に、ふっと香ったら心躍りそうな、ホットティーをイメージしてみました。

アールグレイを基本に据えて、オレンジブロッサム、デューベリーの甘い柑橘系とレモンのきりっとした柑橘をプラス。

もう少しビターさを加えて大人に仕上げるためビターオレンジを追加。

ゼラニウムで花を添え、ローズウッド、アンバーでラスティングを楽しめるようにまとめました。

大人しめの花やかさが欲しいのでフリージアもちょっとだけ。

作品名:Autumn Tea

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